あーあー

或です

3月2日(火) キス

 

 

一気に観たら全て満足してしまった。それはもう全てに。

12話構成だと思っていて軽い気持ちで観始めたら(4話とか顕著に12話で終わりそうな雰囲気出てた)実は24話構成で朝5時まで観続けてしまい、5時間寝て起きて2周目を始めてさっき終えた。

 

寝てる間も起きてから今までもずっと彼らのことを考えていた。最終話、魂だけとなってふたり何千(何万?)年漂った時、その時本当に幸せだっただろうな、なにを話していたんだろう、その何千年に比べて、生まれ変わって成長してまた出会ってはじまっていく新しい人生は一瞬なんだろうけれど、でもなぜか私はその生まれ変わってまた出会うまでの期間のことを考えたら苦しくなるけれど「ボクはあの星でもう一度キミに出会うよ」この言葉に救われる、生まれ変わりは少しの間ふたりの物理的距離が開くことになるけれどふたりはまた出会えることを確信しているしずっと繋がっているから離れたとは思っていなくて、また隣を歩く足音を鳴らす。私は杞憂だからなにひとつ不幸が起きてほしくないから石橋を叩いて砕くから少しでも外的要因が起こりかねないルートを通ってほしくないと思うんだ、ずっとふたり手を繋いで宇宙を彷徨っていていい、何事も永遠のハッピーエンドがいい、もし生まれ変わってもそこで出会えなかったら?とても怖い。

でもこのふたりの世界はハッピーエンドだ。そう決まっている、ふたりは愛し合っているから。

 

 

OP曲、すごい…としか言えない、聴いていてどこまでもどこまでも遠く遠くに広がっていく感覚、作品の世界に溶けていく感覚が生まれる。あまり言語化が出来ない。

ED曲が6曲もあってどれもとてもいい、本当にいい。歌詞の描写は現代なんだけれど、それであの世界を生きる彼女たちを表しているのが堪らなくいい。不自由で窮屈な場所だけれどここでキミと出会い恋をした、ふたり外に出たけれどそこに自由など無い?いやふたりでなら自由に何処までも歩いていける。本編に呼応してEDでも成長していく、世界の作りが本当に丁寧で歌詞もいい、なにもかも良すぎる。褒めても褒めても言葉が足りない。休息に流れる「真夏のセツナ」というまるでアイドルソングの存在も本当に嬉しい、「ひとり」で歌われる願いを思って涙が止まらなくなる。「ダーリン」のイントロってまるでOPのようだからこれで希望が生まれる、それは本編で少し厳しい展開があっても視聴者を救いとなる、夢は遠いままだけれど見つめてるのはひとりじゃない。

 

 

 

1周目観終わってどうしてこんなに満足したんだろうと疑問が浮かぶくらいになにもかも満足して、この多幸感のまま死んでもいいんじゃないかと思った。誰かが救われたのが嬉しかったのかな。ひとはみんな救われていてほしいな♪みんな幸せでいてほしいな♪ 将来の夢は世界平和でした。

 

 

書くこと終わりじゃないけど終わりです。