2月13日(土)
noteに登録するのがめんどくさいということでnoteに書くようなことをここに書く。気まぐれ
2月13日(土)
食べたもの
うどん
ラスク
とり天、茄子焼いたの、米、その他野菜
読んだもの
『なぎさにて(1巻)』新井英樹
「ポケット」加藤シゲアキ
・なぎさにて
本棚を眺めていたとき、そういえば1巻しか買ってなかったけどどんな話だったかなと思い読んだ。
未来がもうない世界を生きる主人公とその家族の生き方についての話。
調べたら打ち切り未完らしい……とても悲しみおさしみ。
今日、これが人生初の村上春樹。
文体で勝手に海外の話だと思っていたけど普通に東京だった。
よく言われるくどさもあまり感じず、脳をあまり使わずだらだら読むのに最適だなと思った。
短篇小説って終わりの柔らかさというか小気味よさが本当に重要だと思っていて、これはお手本のような短篇小説だった。
『パン屋再襲撃』に収録されてる作品の一つ、兄妹の話。
雑な感想だけどこれは小説のようだった。いやどれも小説ではあるのだけれど、小説然としていた。
兄も妹も渡辺昇、まるで違う性格の3人で、3人とも人間としてとても好きだなと思った。
初村上春樹、まだ二作品しか読んでないけれどいい短篇集選んだなと思う。
・ポケット
初加藤シゲアキ。
『ピンクとグレー』とか『閃光スクランブル』とか『チュベローズで待ってる』とかは家にあるけれど読んだことがない。
アンソロジー『行きたくない』に収録された作品。
途中の主人公と完成した2人の話。
短篇だけどその世界にグッと引き込まれる、風景の一部になったような気持ちで読んでいた。
なんとなく、この子たちだけじゃなくみんな、世界のみんなのポケットには可能性が詰め込まれていて、いやそれだけじゃなくて、その人の好きな景色とか魔法とか、それを取り出して見せる行為にやさしさがあるんだろうなぁと思ってる。少し関係ないか……。
書いている最中にめんどくさくなって動画を見ていたら大きな地震が起きた。プレート同士が小競り合いしてたまたまその上にいた人類がうわぁぁぁとなる、これって神様視点で見てたらゲラゲラ笑えるんじゃないかなとか思う。
地震大国とは言え、こんな大きいのは久しぶりで、揺れる本棚を押さえながら自分死ぬ準備出来てないなと思い、少し世界の速度がスローになった。この本棚の中にはまだまだ読んでいない本がたくさんあって、知れたはずの思考が瓦礫とともに捨てられていく様子を考えるとどうしようもなく悲しくなる。
だから頑張ろう、だらだら読もう。
小説についての文諸々雑で笑っちゃった。ダメだろ
日付超えちゃったし